高知四万十町産 蔵出し「しょうが」
伝えたい想い、
辛みと柔らかさ
希少品種「三州」
昭和61年、先代社長順一は高知県高岡郡窪川町から届いた小生姜を満足気に見つめて思った。ここまで来るのに現地へ何度足を運んだのだろう。
当時、店舗拡大に向けた準備期。だが売れれば原料は足りない。生姜は売上の柱となる。その為には良い原料を。産地はこの日光まで名を馳せていた高知の生姜が良い。
はるばる訪ねてみたものの、どこの馬の骨とも知らぬ漬物屋の大量作付け依頼、しかも作ったことも、見たこともない小生姜。信用を得るまで随分苦労した。補償金を預け入れ、ようやく始まったと思えば病気で殆ど壊滅状態、想定外の連作障害、種が全滅なんてこともあった。
栽培の難しさや希少性により、いつしかこの小生姜「三州」は幻の生姜と言われるようになった。
この四万十の水は勿論、肥沃な土壌も大きな要素。だが、何より小生姜部会の生産者たちは真面目で一本気。
「農は人を表す」そんな人柄や昔のやりとりを知るごとに、私はこのしょうがに惚れこんでいきました。
この生姜の本質は鮮烈な辛みとやわらかさ。ぜひこの「蔵出し」で四万十の大地の恵みを感じていただければ幸いです。
蔵出し しょうが(冷凍)
高知四万十産しょうが